まずは adFactory をご検討ください。作業指示から手順書・検査・帳票・進捗・工数・分析までを1つで扱える、シリーズの中心となる製品です。「そこまでは必要ない」という場合の受け皿として、用途を絞った adFactory Reporter と adFactory Lite をご用意しています。すでに約50社・1,800ライセンス以上の生産現場でご利用いただいています。

費用は導入時の初回ご購入費用と作業者端末の台数で決まります。管理者端末と進捗モニターは、何台設置しても追加費用はかかりません。

ご利用規模や必要な機能によって構成が変わるため、費用は個別のお見積りとなります。まずは現在のお困りごとをお聞かせください。構成のご提案とあわせてお見積りをご提示します。

adFactory、adFactory Reporter、adFactory Lite は、デジタル化・AI導入補助金2026(旧 IT導入補助金)の対象ITツールとして登録されています。弊社は IT導入支援事業者として登録しており、お客様との共同申請をお手伝いします。補助率は 1/2 以内(要件を満たす場合は 2/3 以内)、補助額は 5万円以上150万円未満です。詳しくはデジタル化・AI導入補助金のご案内をご覧ください。

1. どの製品を選ぶか

adFactoryadFactory ReporteradFactory Lite
ひとことで現場全体のDX帳票の電子化進捗と工数の見える化
こんな方に手順書も検査も進捗も工数も、まとめて電子化したい点検票・検査成績書の印刷と保管が大変/転記ミスをなくしたい手書きの作業日報をやめたい/進捗を確認しに現場まで行っている
作業指示(カンバン)の発行○−○
標準作業時間のカウントダウン○−○
工程ごとの計画時刻の設定○ ※4−−
作業手順書の表示○○−
点検票・検査帳票の電子化○○−
測定器・検査機との連携○○−
着手/中断/完了の操作○○ ※3○
作業時間の自動記録○−○
進捗モニター表示○−○
作業工数・日報の自動集計○−○
管理者の呼出機能○−○
検査成績書の出力○ ※1○−
トレーサビリティ情報の出力○ ※1○−
図面・画像・動画の表示○ ※2○ ※2−
工程改善のための作業分析○−−

※1 adFactory では、検査結果の記録・検査成績書の出力・トレーサビリティ情報の出力はオプション機能です。adFactory Reporter では標準で含まれます。
※2 図面・画像・動画の表示はオプション機能です。
※3 adFactory Reporter は、中断時と完了時のみ記録します。着手は記録しないため、作業時間は算出されません。
※4 「B3 スケジューラ連携」オプションです。設定しない場合、各工程の予定時刻は固定されず、最初の工程を開始した時刻を起点に自動で計算されます。

adFactory は、オーダーや発注を「カンバン(製造指示)」として登録し、作業者へ指示を出します。指示に対して実施したかどうかが記録として残るため、実施漏れを把握できます。adFactory Reporter の帳票はオーダーと紐づかず、いつでも入力できる状態でタブレットに表示されます。作業者が自分で選んで記録していく形のため、入力を忘れた場合はその記録が残りません。adFactory Lite にもカンバンのしくみがあり、工程ごとの予定作業時間をカウントダウン表示できます。ただし作業手順書や検査項目の表示はありません。

迷ったら:adFactory です。作業指示・手順書・検査・帳票・進捗・工数・分析までを1つで扱えます。adFactory Reporter は、設備の使用前点検や日常点検のようにオーダーに紐づかず繰り返し行う点検に向いた構成です。オーダー単位の製品検査にもお使いいただけますが、作業指示や作業時間の管理は行わないため簡易的な運用になります。adFactory Lite は進捗と作業工数の把握に絞った構成で、検査や帳票の電子化はありません。

2. ライセンスの考え方

ライセンスの対象は「作業者端末」だけです

3製品いずれも、ライセンス費用がかかるのは現場で作業される方が使う端末(作業者端末)のみです。

作業者端末管理者端末進捗モニター
adFactory基本ライセンスセットに10台分を含む/11台目以降は追加ライセンス不要・無制限不要・無制限
adFactory Reporter基本ライセンスに 3台分を含む/4台目以降は追加ライセンス不要・無制限不要・無制限
adFactory Lite基本ライセンスに 3台分を含む/4台目以降は追加ライセンス不要・無制限不要・無制限

いずれの製品も、基本ライセンスに作業者端末の分が含まれています。adFactory は10台分、adFactory Reporter と adFactory Lite は3台分です。含まれる台数を超えてお使いになる場合に、追加する台数分をご購入いただきます。

管理者端末と進捗モニターは、何台設置しても追加費用はかかりません。次のような使い方でも費用は変わりません。

  • 事務所・工場・遠隔地の複数拠点に管理者端末を置く
  • 工程ごと、フロアごとに進捗モニターを設置する
  • 経営層や品質部門にも進捗モニターを共有する

「見える化」は見る人が増えるほど効果が出ます。見る側の台数で費用が増えない設計にしています。

3. オプション機能

お客様の生産形式にあわせて追加いただける機能です。オプションと年間保守サービスの体系は、3製品共通です。

オプション内容
B1品質トレーサビリティ検査結果などのトレーサビリティ情報を記録し、帳票として出力。測定器・検査機と接続して情報を取得する場合は、機器接続用インターフェースの開発を別途お見積り
B2ドキュメント作業者端末の作業指示画面に、図面・画像(PDF/JPEG/PNG/GIF)を表示。あわせて動画(MP4)の再生にも対応
B3スケジューラ連携電子カンバンに作業計画時刻を設定し、アジェンダモニター(計画/実績)に表示。設定した計画時刻はそのまま保持されます。このオプションがない場合、各工程の予定時刻は最初の工程を開始した時刻を起点に自動計算されます(工程ごとの予定作業時間で順に詰め、終業時刻を超える分は翌朝からとして計算)。アジェンダモニターをお使いになる場合は必須
B4ライン一斉スタートカウントダウンライン生産で全工程の製品を同一タイミングで次工程へ送り出す生産形式向けのカウントダウン表示。1ラインごとにライセンスが必要
B5名称切替画面に表示される項目名を、貴社で使われている呼び方に変更可能
B6サマリーレポート実績データの各種指標を管理者へ定期配信

4. 年間保守サービス

新規ご購入後1年間は、保守サービスを無償でご利用いただけます。2年目以降は1年ごとの保守サービス料となります。

サービス内容

  • 製品の使用に関するお問い合わせへの回答(電話・電子メール)
  • プログラムの障害修正パッチ、およびバージョンの提供
  • 機能拡張を目的とした新バージョン、新OSに対応したバージョンの提供

契約期間

adFactory ご購入月の翌月1日から1年間。更新月の2か月前(初回のみ3か月前)に、契約終了と更新のご案内をします。契約内容に変更がなければ自動更新となります。

ライセンス数やオプションを追加された場合は、次回更新時にご保有分をまとめて保守対象とします。追加時点から個別に1年間ではありませんので、更新月が分散することはありません。

保守窓口

ご契約者様には、専用のサポート窓口をご案内します。

5. 別途ご用意・ご負担いただくもの

正確にお伝えするため、費用に含まれないものを明記します。

  • ハードウェア(PC・サーバー・タブレット)は別途ご準備をお願いします
  • LAN・Wi-Fiアクセスポイントの環境が必要です
  • お客様先での導入作業費用が別途必要です
  • カスタマイズをご希望の場合は別途有償となります
  • 保守での出張作業が発生した場合、出張費・作業費は別途必要です
  • クラウド構成をご選択の場合、クラウドサービスのご契約およびサーバーインスタンスのご利用料金はお客様のご負担となります。あわせて、社内と安全に接続するためのネットワーク環境の整備費用(VPN機器・回線・設定作業など)が別途必要です
  • Windows Server のライセンス費用、および Microsoft のライセンス体系に基づく CAL(クライアントアクセスライセンス)が別途必要です。CALはサーバーへアクセスする端末数または利用者数に応じて必要数が変わります。必要数の考え方についてもご相談を承ります

6. 導入形態

オンプレミスクラウド
サーバーの置き場所貴社内のサーバーお客様がご希望のクラウド環境
構築作業adFactory の構築を弊社が対応。サーバー機器は貴社でご用意adFactory の構築を弊社が対応。クラウドのご契約とサーバーインスタンスのご用意はお客様
サーバーOSWindows Server
(小規模構成に限り Windows 11 も可)
Windows Server のみ
ネットワーク社内LANのみで完結社内との接続にVPNなどの整備が必要(別途費用)
向いているケース社外にデータを出せない/既存システムと密に連携する自社でサーバー機器を保有・管理したくない

どちらの構成でも、機能に違いはありません。

サーバーのOSは Windows Server を標準としています。クラウド構成では Windows Server のみのご提供となります。オンプレミス構成で、かつ端末数の少ない小規模構成に限り、Windows 11 でも運用いただけます。

※ 小規模構成(Windows 11)について:Windows のクライアントOSは、Microsoft のライセンス条項により同時に接続できる台数が20台までに制限されています(同時に接続している数であり、登録台数の合計ではありません)。adFactory では進捗モニターや作業者端末が定期的にサーバーと通信するため、この範囲内でのご利用をお願いしています。20台を超える構成が必要な場合は Windows Server 構成をご提案しますので、ご相談ください。

クラウドをご希望の場合、お客様がご利用のクラウドサービスに合わせて構築いたします。ただし、クラウド環境は構成によって挙動が変わるため、実際の環境での事前検証をお願いしています。ご検討中のクラウドサービスと構成をお知らせいただければ、検証の進め方からご相談を承ります。

クラウド構成でご用意いただくもの

クラウドサービスのご契約と、サーバーインスタンスのご用意はお客様側でお願いしております。弊社は、ご用意いただいた環境に adFactory を構築します。

adFactory では図面・検査記録・製造実績といったデータをお預かりするため、社内とクラウドを VPN などの閉域接続で結ぶ構成を推奨しています。この場合、ネットワークの設計・構築については専門の事業者にご依頼いただくことをおすすめします。VPN機器・回線・設定作業といったネットワーク環境の整備費用が別途かかります。

接続元を固定のグローバルIPアドレスに限定する簡易な構成も技術的には可能ですが、セキュリティ要件は貴社の方針によって異なります。情報システム部門のご担当者を交えてご相談ください。

社内にサーバーを設置できる場合は、オンプレミス構成の方が構成がシンプルで、ネットワークの追加費用もかかりません。どちらが適しているかは、既存システムとの連携やセキュリティ方針をお聞きしたうえでご提案します。

7. お見積りまでの流れ

  1. お問い合わせ・資料請求 — フォームまたはお電話で
  2. 工場見学・ヒアリング — 対象工程を確認し、工程表・作業手順書・検査成績書などをお預かりします
  3. トライアルのご提案 — 対象工程と評価内容を調整します
  4. トライアル(約2か月) — 貴社の実際の工程データでお試しいただきます
  5. 導入のご提案・お見積りのご提示 — トライアルの結果をふまえてご提案します

adFactory では、実際の現場でお試しいただいたうえでお見積りをご提示する進め方をとっています。汎用のカタログ価格ではなく、貴社の工程・台数に合わせた構成でご提示します。詳しい進め方は導入の流れをご覧ください。費用やライセンスについてよくいただくご質問は、よくあるご質問にまとめています。

8. 補助金をご利用の場合

デジタル化・AI導入補助金をご利用の場合、上の流れに交付申請と交付決定が加わります。申請はお客様と弊社が共同で行います。

もっとも注意が必要なのは、契約・発注のタイミングです。交付決定の通知を受ける前に契約や発注、支払いを行うと、その費用は補助の対象になりません。お見積りをご提示したあと、すぐに発注へ進みたくなる場面もありますが、必ず交付決定をお待ちください。弊社からも、その都度ご案内します。

また、交付申請には GビズIDプライムが必要で、発行までおおむね2週間かかります。締切から逆算すると、ここがいちばんの律速になります。まだお持ちでない場合は、ご相談と並行して早めに手続きを始めてください。

補助の対象になるのは adFactory、adFactory Reporter、adFactory Lite の3製品です。補助率・補助額・対象になる費用・次の締切は、デジタル化・AI導入補助金のご案内にまとめています。